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受動喫煙の話 禁煙は周囲の人や大切なペットのためにも

「タバコは値上げ、吸う場所もない。あまりにもひどすぎる!」という喫煙者の「自由」を訴えるお話もよく聞かされます。

しかし、世の中が喫煙者に厳しくなった理由は、吸わない周囲の人の健康を害することがわかってきたからです。タバコを自分で吸うのを「一次喫煙」といい、同じ部屋の家族や同僚がタバコから出る副流煙を吸ってしまう受動喫煙を「二次喫煙」といいます。

ヘビースモーカーの方のタバコを吸わない配偶者が肺がんになるなど、受動喫煙はすでに肺や心臓、脳の病気の危険性を高めたり、子供の中耳炎や乳幼児突然死症候群のリスクを高めることもわかっています。

もちろん人間だけに影響が出るのではなく、かわいいワンちゃんネコちゃんなどにも悪いことはわかっています。

芝生の上で子犬と女の子が顔を近づける様子

さらに最近ではタバコを吸う人の髪の毛や服、ソファやカーペット、カーテンなどにタバコの有害物質が残ることがわかり、それを赤ちゃんなどが浴びる『三次喫煙』も問題視され始めています。「そんなに残るの?」と思われるでしょうが、タバコを吸わない人にとっては屋外でかなり離れていても、すれ違っただけでもタバコの臭いは気になります。

目に見える煙以外にもタバコからは悪臭や有害物質がひろがっていることを知っておいていただきたいです。禁煙はご自身のためだけではなく、ご家族や職場の方の健康のためにも必要だと知っていただきたいです。