- [烏丸今出川みずたに呼吸器内科・外科クリニック]トップページ
- クリニックの特長
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充実した検査機器 「肺にやさしい検査」を受けましょう
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受診しやすいクリニック 出勤前、お昼休みの診察、オンライン診療
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東洋医学、伝統医学の活用 漢方薬や経穴(ツボ)のセルフケア
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耳鼻咽喉科との連携 “One airway, One disease”

01 充実した検査機器「肺にやさしい検査」を受けましょう
当クリニックでは一般的な検査に加えて、クリニックとしては充実した肺への負担が少ない検査機器をそろえています。

座って撮影,被曝が少ない「CT検査」
一般的なCT検査は寝ころんで撮影しますが、当クリニックでは座ったままで撮影できて,さらに被ばく量の少ないコーンビームCTを採用しています。[アールエフ製]
座ったまま撮影することは肺への重力の影響が少なく,自然な状態に近い肺の画像が得られると考えられています.事前の予約は不要で,結果も当日に説明します。

息がつらい時でも測定できる呼吸抵抗測定装置「モストグラフ」
一般的な肺活量検査は,大きく勢いよく呼吸することが求められ,呼吸の調子が悪い時は検査自体がつらい時があります。
また患者さんのやり方にも結果が左右されることが難点でした。当クリニックでは楽な呼吸(安静呼吸)で呼吸抵抗=息の通りやすさを調べられる『モストグラフ』を採用しています。[チェスト株式会社製]
検査で肺を傷めることなく,タバコ病のCOPDやぜんそく、長引くせきの診断に役に立ちます。
※チェスト株式会社のホームページより許可を得て転載

ぜんそく・せきぜんそくの診断・治療に「呼気一酸化窒素(NO)測定装置」
気管支ぜんそくや長引くせきの原因「せきぜんそく」を発症すると気管支の表面から発生する一酸化窒素(NO)の濃度が上昇することが分かっています。
このNOを測定することでぜんそく系の疾患の診断の精度が上がり,治療効果の判定にも有用です。小児にも用いられており,検査の所用時間も2分程度です。[チェスト株式会社製]

好酸球数が院内で測定できる「自動血球計数CRP測定装置」
血液中の白血球にはいくつかの種類に分けられますが、その中の一つである好酸球は喘息やアレルギー性疾患に関わっていることがわかっています。
当院の血液検査の機械は白血球の数を測定するだけでなく、白血球を5種類に分類して好酸球の数も測定できます。[HORIBA, Ltd.製]
当日に結果も判明するので、喘息などの疾患の診断と治療に速やかに移行できます。
02 受診しやすいクリニック
学生の方や平日にお仕事がある方も受診しやすいように、朝8時から診療を開始し、お昼休みの13時まで診療をしています。
検査結果の説明など再診患者さんの診療内容によっては、予約制のオンライン診療も活用いただけます。
肺の診察に聴診は重要ですが、診察室で服を脱ぐのは誰しも抵抗がおありでしょう。当クリニックは衣類の上からでも聴診可能な電子聴診器を使用しています。ご自身の呼吸や心臓の音を一緒に聴くこともできます。
当クリニックでは禁煙外来と睡眠時無呼吸症候群、検査結果の説明や病状の落ち着いている生活習慣病の再診患者の方に、予約制のオンライン診療を行っています。診察時にご相談ください。

服の上から聴診できる 電子聴診器 ネクステート

03
東洋医学、伝統医学も活用します
漢方薬やツボのセルフケア
漢方薬の活用
内科診療の中でも呼吸器疾患の診療では保険適用になっている漢方薬(エキス製剤)がよく使用されています。
風邪や長びくせきの治療に長らく親しまれていましたが、それ以外にも肺マック症などの慢性疾患での体力消耗や免疫力の低下予防にも使用しています。
また花粉症や慢性皮膚炎などのアレルギー性の疾患に対しても他の治療法と併せての使用もご提案もいたします。
※生薬の漢方薬は使用していません。
世界保健機構(WHO)は鍼灸治療(はり・きゅう)の有効性を認め、40以上の疾患をその治療適応に認定し、また361部位を経穴(一般的にいうツボ)として認定しています。
このように鍼灸治療は世界的に普及しつつあるようです。当クリニックでも最新医学に基づく治療を基本に、自分で行えるツボのセルフケアに関する助言も行います。
治療中のご病気だけでなく、肩こりや腰痛などの慢性的な疼痛など日常的な身体の不調などもお気軽にご相談ください。

手のツボ「合谷(ごうこく)」に皮膚に刺入しないシール「PY-Zero」を貼っているところ(セイリン株式会社のホームページより許可を得て転載)
04 呼吸器内科と耳鼻咽喉科の連携 “One airway, One disease”
呼吸=息は空気が鼻、のど,気管から構成される気道(英語でAirwayエアウェイ)を通って肺にたどり着きます。
その中で「アレルギー性鼻炎」「副鼻腔炎」など主に耳鼻咽喉科が診療する病気と「気管支ぜんそく」など呼吸器内科が診療する病気は深く関連していることがわかってきて、医学的に“One airway, One disease(ひとつの気道,ひとつの病気)”、つまり鼻から肺までを「一つの気道」と考えて総合的な診療にあたることが大切とされています。
当クリニックを受診されて、耳鼻咽喉科の診療が必要と判断した場合は、同じ医療法人福耳会が運営する京都駅前と出町柳の二つの耳鼻咽喉科のクリニックと密に連携することで、切れ目のない診療が受けられます。

05 当日結果説明のCT肺ドック
被曝量の少ないコーンビームCTによる肺ドックを行っています。CTで肺ドックを行う利点は・・・
- レントゲンではわかりにくい「早期の肺がん」を発見できる
- 息切れなどの症状が出る前に、タバコによる肺の痛み具合が目に見えてわかる
などが上げられます。
早期肺がんや無症状の肺気腫・COPD(慢性閉塞性肺疾患)はレントゲンでは見えないことも多く、タバコを吸っている方や、以前吸っていた方は当院のCT肺ドックを一度受けてみられることをお勧めします。
またCT検査に加えて、息のしやすさである呼吸抵抗が調べられモストグラフも組み合わせた『タバコ肺ドック』や、血液検査やたんの細胞を調べる「肺がんドック」、両者を組み合わせた「肺フルドック」のオプションがあります。